保育士・幼稚園教諭の面接対策「自己PR」

保育士・幼稚園教諭の面接対策

保育士・幼稚園教諭に限らず、面接試験の最大のポイントが自己PRです。「すべての質問は自己PRにつながる」と言われるほど、面接では自分のことを上手に伝えることが求められます。

ここでは保育士・幼稚園教諭の面接対策として、自己PRについて解説します。

短い時間にアピールできるところをまとめる

ほとんどすべての自治体や施設の採用面接で自己PRが求められます。自分の良いところを知ってもらえる機会だと考え、面接官の目を見ながら明るくハッキリと答えられるようにしましょう。

上手な自己PRを作るには、「自分の特徴」を知り、短くまとめる必要があります。

ただし、短くまとめても具体性のない自己PRでは面接官に刺さりません。その自己PRにつながる具体的なエピソードと一緒に伝えることで、説得力のある自己PRを作れるようになります。

こんな自己PRはNG

自慢

  • リーダータイプ
  • 英語ができる

これらのことは一見良いように見えますが、自分がどれだけ優れているかを伝えるだけでは自慢にとられてしまうことがあります。それがどのように仕事に活かせるかを伝えましょう。

ネガティブ

  • 人前に出るのが苦手
  • 子どもが嫌い

これらの理由は「なぜ保育者になろうと思ったのか?」疑問に思われます。ネガティブ思考の自己PRはマイナス評価につながるので注意しましょう。

漠然としている

  • 打たれ強い
  • 元気がある

ただ「元気がある」のように伝えても漠然としすぎていて相手に伝わりません。「なぜそうなのか」を伝える具体的なエピソードを付けると説得力が増します。

自己PRの考え方の3ステップ

ここでは自己PRを考えるための3ステップを紹介します。

アピールポイントを探す

まずは、自分にどのようなアピールポイントがあるかを探します。アピールポイントを探すには、自己分析をしたり、家族や友人に聞くのもよいでしょう。

具体的なエピソードを探す

アピールポイントを見つけたら、それが反映されたエピソードを探します。たとえば、これまでの経験や行動したことなどがあればそれを書き出してみましょう。

それがどのように仕事に活かせるか考える

最後に、それがどのように仕事に活かせるかを考えます。このとき、もし自分がアピールしたいところが仕事に活かせないようであれば、それを自己PRに使うべきではありません。

これは保育士・幼稚園教諭の面接試験なので、保育者として活かせる自己PRを見つられるように、もう一度最初からやり直してみましょう。

自己PRでよく聞かれる質問5選

ここで自己PRでよく聞かれる質問を5つ紹介します。面接官の質問にはすべて「意図」があります。面接官が何を聞きたいのかを考え、それに答えられるようにしておきましょう。

保育者の適性があると思う根拠は何ですか?

この質問は、自分の性格を分析し、どのような点が保育士・幼稚園教諭に向いていると考えたのかを聞きたいという面接官の意図があります。

回答例

私が人との関係を大切に考えているからです。アルバイトをしていたときは、仲間の話を聞き、時間をかけながら良い関係を作りました。こちらの施設でも、子どもや保護者とよい関係をつくり、信頼ある保育者になりたいと思っています。

まず、結論から話します。そのあとに具体例としてエピソードを話すとまとまりがでます。「集団のエピソード」は説得力が出るので、使えるときは活用してみましょう。

学生時代の心に残っているエピソードを教えてください

学生時代にどんなことに打ち込み、どのような経験をしたのかが聞かれます。

回答例

バンドでライブを企画したら、観客が集まらずショックでした。「内容が分からない」という声が多く、ライブの企画内容が分かる広告を作ると、観客が集まるようになりました。周りの意見を聞くことの大切さを知る体験として心に残っています。

「反省を活かして次回につなげる」ということが良い評価につながります。また、「周りに意見を聞く」ということも協調性につながるので使ってみましょう。

友人の数は多いですか?

友人をどのような存在と考えているかがチェックされます。友人の数の多さではなく、「どのように付き合っているか」を伝えることが重要です。

回答例

友人はあまり多くないのですが、友人同士で助け合える関係を築くことができます。保育の実習の体験を話したり情報交換をおこない、互いに支え合うようにしています。

友人の数ではなく「質」を回答します。「友人が少ない」や「孤独である」という回答はマイナス評価につながるので注意しましょう。また、「支え合う」というのは協調性をアピールできます。

団体行動ではどのような役割になりますか?

自分に向いている役割を認識しているかが問われます。また、団体行動を通して協調性を持っているかが聞かれているので、それに答えましょう。

回答例

団体では、リーダーを支える役割になることが多いです。意見が多くあるときは、意見をいくつかの種類に分類したりすることがあります。実際に大学時代はサークルの副部長をしていました。

どの役割でもそうですが、自分が向いている役割を主張できるようにしましょう。このとき、「リーダー」である必要はありません。また、「なぜそう思うのか」を具体的なエピソードと一緒に話すことで、説得力が生まれます。

残業とプライベートの予定が重なったらどうしますか?

仕事に対する責任感が問われます。ここでは「残業」と「プライベート」どちらをとるかではなく、それぞれにどのような価値観を持っているかが確認されます。

回答例

できれば業務時間内に仕事を終わらせるべきですが、どうしても終わらない場合は、プライベートよりも残業を優先します。ただし、これはライフワークバランスとしてあまり良くないので、残業をしなくても業務が終わるようにしたいと思います。

大切なことの1つめは、「必要があれば残業をする」という姿勢です。これによって責任感がある人であることを伝えられます。2つめは「業務時間内に仕事を終わらせる」という姿勢です。業務時間内に仕事を終らせるという姿勢も評価を高めます。