保育士・幼稚園教諭の履歴書の書き方「自己PR」(例文あり)

保育士・幼稚園教諭の履歴書・職務経歴書の書き方

保育士・幼稚園教諭だけに限らず、すべての回答は「自己PR」につながると言われます。

たしかに「長所・短所」「趣味・特技」を通すことで自己PRになりますよね。

ここでは保育士・幼稚園教諭の履歴書の書き方として「自己PR」について解説します。

自己PRは読みやすく書く

まず、履歴書に書く自己PRは読みやすいように書くことが大切です。

ほとんどの場合、保育園の担当者は、業務をしながら、または業務が終わったあとで選考者の履歴書を読んでいます(郵送の場合)。

相手がそのような状況であることを考えて、自己PRは読みやすさ(文字の大きさ、丁寧さ、文章の長さ)を意識しましょう。

「これをやったらNG」の自己PR

自己PRを考える上で、まずは「これをやったら疎まれる」というNGの自己PRをあげます。

自慢

1つめは「自慢」です。自分を売り込もうとするあまり「自慢」ととられてしまうような内容は自己PRに書かない方が良いでしょう。

また、コミュニケーション能力を自己評価したものも評価されません。たしかにコミュニケーション能力は必要ですが、必要なのは仕事をスムーズにするための「人と関わる能力」です。

自己PRのNG例

  • リーダータイプ
  • 英語ができる
  • 海外ボランティア
  • 友人が多い
  • 飲み会の幹事を頼まれる

ネガティブ

2つめは「ネガティブ」です。自己PRで「自分」のことを伝えようと思っているのに、ネガティブなことを伝えてしまう人は意外と多くいます。

保育をやる上で「保育に対するネガティブなこと」を言ったところで、「なぜ保育者になろうと思ったのか?」と疑問に思われてしまいます。

自己PRのNG例

  • 人前に出るのが苦手
  • あまり喋ることがない
  • 働くのが得意ではない
  • ひとりで働く方が得意
  • 子どもが嫌い

漠然としている

3つめは「漠然としている」です。一見「良い」ようなことを言っているのですが、中身がなかったりする言葉は、すぐに採用担当者に見抜かれてしまいます。

自己PRでは、それにつながるエピソードを付けて信憑性を高めます。そのため、エピソードの付けようがない漠然とした自己PRは避けましょう。

自己PRのNG例

  • 打たれ強い
  • 元気がある
  • 与えられた仕事は期限までに完了させる
  • 自己管理能力に優れている
  • 顧客満足度を高める

「こうすればOK」の自己PR

「これをやったらNG」というものが分かったら、今度はOKのものを見てみましょう。

アピールポイント

自分の中でアピールできるものを探しましょう。たとえば、ピアノやスポーツなど「長所」や「特技」になるものが当てはまります。

なかなか見つからないという方は、ひとまず次の「エピソード」に移りましょう。

エピソード

アピールポイントが見つかったら、それがどのようにPRになるのか、エピソードを探します。

エピソードがあることで、根拠を伴った客観的な自己PRを作ることができます。

さて、先ほどアピールポイントが見つからない方はエピソードに移りましょう」と書きました。実は、これらの回答はエピソードを先に考えた方が見つかりやすいのです。

どういうことかというと、まず自分の中で保育士・幼稚園教諭として働く上で有利になりそうなエピソードを探します。その「エピソード」から「自己PR」を抽出してあげるのです。

一見、順番が逆のように感じますが、このようにエピソードを考える(過去の自分から探す)ことで、より自然で説得力のある自己PRを見つけやすくなります。

どのように仕事に活かせるか

そして、最後にその「自己PR」が保育士・幼稚園教諭をする上で、どのように仕事に活かせるかを話します。

採用面接は「あなたがどれだけ優れているか」を一方通行に話すのではなく、「あなたがどれだけその施設に貢献できるか(スキルが役に立つか)」を話す必要があります。

そのため、自己PRを見つけても「あれ?これは仕事に役立つことはないな…」と思ったら、別の自己PRになりそうなものを探しましょう。

「エピソードを作る」「自己PRを抽出する」「仕事に活かせる」自己PRを見つけられれば、履歴書に簡潔に書き、詳細を面接で話せるようになるでしょう。

自己PRの例文

最後に、保育士・幼稚園教諭の自己PRに使える例文を紹介します。

自己PRはそのまま使わず、「自分らしさ」をスパイスとして加えてみましょう。

または、「このように作るんだ」ということを頭に入れて、自分なりに工夫してみてください。

「保育士になりたい気持ち」を書いたもの

私が保育士を目指すようになったのは、小学生のころから時分が子ども好きであることを自覚していたからです。大学に進学後、幼児教育の重要性と意義を学んだことにより、保育士を仕事にしたいという決心ができました。

「子育て経験のスキル」を書いたもの

私は、◯年間◯◯保育園で保育士をしていましたが、妊娠を機に退職しました。私が担当を受け持った子どもたちが成長した今も、年賀状やメールで「先生」と慕ってくれる姿を見て、保育士の素晴らしさを改めて感じました。同時に「もう一度先生をしたい」という気持ちが芽生えたため、応募させていただきました。

「この職場で働きたい気持ち」を書いたもの

◯◯保育園(幼稚園)を希望しているのは、私の大好きな生まれ故郷だからです。人間味あふれる◯◯市の人々がいて、その子どもたちの保育ができるのは、私にとって天職であると思います。私が見てきたこの街を、子どもたちと共有したいと思い応募させていただきました。